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【輝く女性ランナー】VOL.8 楠瀬祐子さん④

 < 第4話 >

楠瀬祐子<第3話>を読む


実は、大阪国際女子マラソンの3日前に私(筆者)は楠瀬と会っていたのだが、その場で思わぬことを聞かされていた。12月の絶不調から抜け出し調子が上がってきたと思ったら、左脚の踵辺りに痛みが出てきてしまったとのこと。
「大会に出ないという選択肢はないので走れるようにします。」と楠瀬はいつもの笑顔で語った。続けて、
「走れるようにしてくれるという内田治療院でどんな痛い治療だろうが耐えて走れるようにします。絶対に諦めません。」と力強く付け加えた。

1月25日大阪国際女子マラソンのスタート直前に、楠瀬はFacebookページに思いを綴ったこんな投稿をしたのでそのまま転載する。

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奇跡を起こしたい!2015大阪国際4.JPG
今日は大阪国際女子マラソン。
実は...レース3日前、左脚のかかと内側上部に激痛発生。
ビッコを引いて歩くほどになってしまい、何でこんな時期に(>_<)と焦りました。
信頼している内田治療院のヒロ先生が大阪に応援にも来て下さっていたので、金・土(前日)・日(ついさっき)と鍼治療をしてもらいました。
先生から、何としてもサブ3達成を見たいので走れる状態にします!と言ってもらえたのがとても心強かったけれど、完璧な状態には持っていけないので、これでサブ3できたら奇跡だとも言われてしまいました。
骨膜炎。
疲労骨折、ヒビの可能性もあるとか。

気持ちを強く持ち続けたかったし、周りに止められたくなかったので、
Facebookにはいつも通りの強気発言。
でも痛みは増す一方。
すごく不安でレースが来るのが怖かったです。
ロキソニンを飲んで、胃薬飲んで、おなかの薬も飲んで...。
気力で走ります。
気持ちが散らないように、集中集中。
これまでの練習を無駄にしないためにも。
ランニングの神様のイジワル。
いや、試練かな。
自分の調子、コース、気候...全ての条件が整うことなんてまずない。
マラソンってそれだけ難しいもの。
だからこそ、もがいて苦しんだ時に結果を出せた時の喜びはひとしお。
そして、だからこそ私はランが好き。

こんな言い訳みたいなこと、ホントは見せるつもりは無かったのだけれど、
自分の気持ちの整理として、昨夜いろいろ思いながら書きました。
他のレースなら出場も諦めていただろうけれど、2015大阪国際6.JPG
大阪国際女子マラソンは、つくば後からここでサブ3、グランドスラム達成しなきゃ!と気持ちを入れてきたレース。
故障が悪化してでも走りたいと思った。
ランニングタウンでも取り上げてもらってるのに...とかいろいろ考えましたが、でもそんなことは関係ない。
私は自分のために、サブ3目指して走ります。
号砲まであと20分。
それではいってきます!

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欠場してもおかしくない状態、もしかしたら欠場した方が良い状態だったのかもしれない。
でも、楠瀬の絶対にサブスリーしたいという強い気持ちがあったからこそ、周りが一生懸命応援してくれたのだろう。そして、読み方によっては言い訳と取られるような投稿をしたのは、自分を支えてくれている方々への感謝の気持ちからなのだろう。そして、12時10分号砲のもと楠瀬はスタートを切ったのだ。

< 第5話へつづく >

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