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【輝く女性ランナー】VOL.7 三浦あずささん⑧

 < 第8話 >

三浦あずさ<第7話>を読む


2011年2月開催の横浜国際女子マラソンでの国際レースデビューに向け、練習を積んでいた三浦あずさ。しかし、頑張りすぎてしまったせいかレース1ヶ月前に膝を痛めてしまう。当時のことを三浦はこう語った。

「初めての国際レースという大舞台を前にして、走れなくて苦しい日々。どうしても完走したいという気持ち。できることはすべてやるという想いで、プールに通い、追い込んで、心肺機能だけはキープしました。そして、治りかけは、プールで歩いてリハビリを頑張りました。」

そして、レース当日を迎えた三浦は初めての国際マラソンの舞台に立った時の気持ちをこう語った。

「とにかく、とにかく、嬉しかった。夢の舞台に仲間と立てることが嬉しくて仕方なかったです。でも、同時にものすごく、ものすごく、不安でした。絶対に途中で膝が痛くなると思っていたから。」

横浜の産業貿易センター前をスタートした三浦は、膝のことや練習が十分に出来なかったことは忘れ、関門タイムを意識して完走を目指していった。

国際レースデビューでの5キロごとのラップは以下の通り。三浦さん第8話1.jpg

  スタート~5km 22:31
   5km~10km 22:31
  10km~15km 22:25
  15km~20km 22:40
  20km~25km 22:49
  25km~30km 22:41
  30km~35km 23:10
  35km~40km 25:55
  40km~フィニッシュ 11:34 

  ◎3時間16分16秒 (ハーフ通過 1時間35分26秒)

ラップタイムの通り、30キロまでは非常に安定したラップを刻んだ。それ以降は徐々に遅れ始め、35キロ過ぎはキロ5分ペースを超えてしまっているが、レース前の練習状況では奇跡に近い走りだったという。

初めての国際レースで目標通り完走した三浦はこう語った。

「とにかく関門に引っかからずに完走できて嬉しかったです。膝も痛くならずに、セカンドベストで走れたのは奇跡的!」


そして、三浦は同年11月開催の第3回横浜国際女子マラソンはしっかり調整して走ろうと考えていた。そのため、前年3時間15分を切った思い出のコースであるつくばマラソンや他のレースもエントリーを見送っていたが、まさかの事態が待ち受けていた。横浜国際女子マラソンの参加基準変更により、資格記録はそれまでの『3時間15分以内』からいきなり『3時間00分以内』へと大きく引き上がってしまったのである。

花火.jpg当時の参加案内にはこう書かれていた。

『今大会は来夏のロンドン五輪女子マラソンの日本代表選手選考会を兼ねた大会となります。コースにつきまして、第2回大会での使用道路を引き続き使用させていただいての開催が決定しましたが、横浜市内の道路交通状況などにより第3回大会についてはやむを得ず関門打切時間の繰り上げおよび参加資格を引き上げての開催となりました旨、ご理解いただきたくお願い申し上げます。』

この参加案内を見た三浦はこう語った。

「いきなりサブスリーって、、、ショックで目の前が真っ白になりました。本気で泣きましたよ!」

私(筆者)の友人にも、この急な参加資格変更に泣いたランナーは多い。11月の他大会エントリーが既に終わっている8月中旬のこの発表は、交通事情等あるにしてもあまりにも遅すぎ、多くのランナーはこの変更に翻弄されたのを記憶している。

< 第9話へつづく >

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