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【輝く女性ランナー】VOL.7 三浦あずささん⑦

 < 第7話 >

三浦あずさ<第6話>を読む


東京マラソンで自己ベストを大幅更新し、国際女子マラソン参加資格タイムである3時間15分切りが現実味を帯びてくると三浦あずさのモチベーションも更に高まってきたという。

そして、三浦の国際マラソン参加資格獲得へ、挑戦の舞台は2010年11月のつくばマラソンに決まった。その頃のことを三浦はこう振り返った。

「練習は積めていましたが、レース直前になってもサブ3:15で走るのはかなり微妙なレベルでした。その頃は、このレベルでサブ3:15目指していいのかなと半信半疑でした。ワンクッションおいて、無難に自己ベスト更新を狙うのが妥当なんじゃないかなと考えたり。。。そこで、リスタートのコーチに相談しました。コーチは、ここまで来たら次の目標はサブ3:15!と言ってくれました。それを信じて、目指す事を決意しました。」

そして、Aブロックからスタートした三浦あずさは3時間15分切りの三浦さん第7話3.jpg
ラップを刻むペーサーについて淡々と走ったという。ハーフ通過前にキツくなり、一旦ペースを落ち着かせたりして、ハーフ通過は1時間35分28秒と、なんとか設定通りのタイムで通過した。

「よし、5分貯金ある!」と思いました。
しかし、そんなに甘くはなく、30キロ付近から苦しくなり一旦はペースが落ちたが、リスタートのメンバーの応援に応えるべく懸命に頑張ったら再びペースが戻せたという。レース終盤、筑波大学の構内に入った時点では非常に微妙なタイムであったが、競技場に入ってからも力を振り絞り『3時間14分38秒』でゴールに飛び込んだのだ。

「競技場に入って電光掲示板のタイムが見えたときのこと、今でも鮮明に覚えています。苦しかったけど夢見たいでした。感動しました。今までで、一番、出し切れたレースでした。」

と三浦は当時を振り返った。三浦自身狙ってはいたが、つくばマラソンで達成できる可能性は低いと思っていたので夢見心地であったのだろう。同様に練習を見てきたチームのコーチ陣もいきなりの快挙に驚いたという。

三浦さん第7話2.jpg三浦はゴールしてまず始めに、35キロ地点で応援している片岡ヘッドコーチに電話し、3時間15分を切ったことを報告したところ第一声が『ウソでしょ!!』であったという。35キロ付近でキロ5分ペースまで落ちた三浦の走りを見ていた片岡氏は今回は難しいと思っていたのだろう。

そのくらいチームメイトの応援は三浦の背中を強く押したのである。


つくばマラソンで国際マラソンの切符を手にした三浦は、翌年2011年2月開催の第2回横浜国際女子マラソンにエントリーし、国際レースデビューを果たすことになった。しかし、このレースは関門タイムが厳しいため自己ベストを目指すのではなく、まずは完走目指して練習をしたという。

憧れの舞台に立てる喜びから練習にも気合いが入った三浦であったが、頑張り過ぎてレース1ヶ月前に行った試走で膝を痛めてしまったという。そのため、レースまでの1ヶ月間で最高8キロしか走れない厳しい状況であったのだ。

< 第8話へつづく >

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