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【輝く女性ランナー】VOL.3 有間由佳さん③

 < 第三話 >

有間由佳<第二話>を読む


高校時代

 中学時代の有間由佳さん(以下、敬称略)は、バスケットボール部に入って一生懸命有間さん-4.jpg
ボールを追いかけていた。身体能力は高いが、弱小チームだったので県レベルでは目立つ選手ではなかったという。
そんな彼女は中村学園女子高校に入学したが、入学当初は部活に入らず、仲の良い友人が好きなサーティーワンアイスを下校時に食べるのが楽しみなどこにでもいる女子高校生であった。

 そんな生活を3ヶ月続けることで、体重は5キロ以上増え、体型も変わり、顔にも表れてきてしまったので、これはマズイと運動することにしたという。最初は、中学時代に経験のあるバスケットボール部に入ろう思い見学に行ったところ、「バスケットボール部は全国優勝目指しているのだから甘い気持ちでは続かない。休みなく毎日厳しい練習をするバスケットボール漬けの生活をする覚悟はあるか?」と訊ねられ、そんな覚悟は出来ない有間はバスケットボール部への入部は止めたという。

 そして、体育の授業では陸上も得意だったため、陸上部に見学に行ったところ「週休2日」と言われ入部を決めた。もし、このときに「週休1日」と言われたら"ランナー有間由佳"は生まれなかったかもしれない。それ以前に、サーティーワンアイス好きの親友がいなければ有間が太ることもなく、やはり"ランナー有間由佳"は生まれていなかったかもしれない。そう考えると、つくづく何が人生を左右するか分からないものである。


有間さん-3.jpg 中村学園女子高校陸上部が、バスケットボール部同様、全国レベルで強い高校であるということを有間が知ったのは、入部してからのことだった。入部当初は100〜400mを中心に練習していたが、短距離ブロックにはインターハイで上位に入る強い選手が多数いたため、県大会にも出場することはできなかった。ただ、大きな大会に出られなくても走ることは楽しかったので一生懸命練習していたという。

 そんな有間に転機が訪れた。高校三年の5月頃、顧問から「長距離の枠があるから出てみないか?」と訊ねられた。当時、それぞれの種目にエントリー出来るのは一校三人であったので、短距離の枠は無いが長距離の枠は残っていたのだった。そして、有間は800mに出場した。インターハイに行くことは出来なかったが、インターハイ予選という大きな大会を走ることが出来たことは、彼女の高校時代の素晴らしい思い出となったという。


< 第四話へつづく >

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