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【輝く女性ランナー】VOL.7 三浦あずささん⑤

 < 第5話 >

三浦あずさ<第4話>を読む


国際ランナーの三浦あずさ(敬称略)がランニングを始めたきっかけは、父親が走っていたハセツネ(日本山岳耐久レース)の舞台に自分も立ちたいというものであったが、トレイルランニング愛好者の大半はフルマラソン等のロードレースを経てトレイルランニングの世界に足を踏み入れている。三浦のようにトレイルランニングからスタートしたランナーは少ないであろう。

その三浦が初めてフルマラソンを走ったのは、2006年10月にハセツネ初挑戦で完走した5ヶ月後の2007年3月に開催された湘南国際マラソンであったという。

その時のことを三浦はこう話した。

「当時はハセツネ(71.5キロ)などフルマラソンより長い距離のトレイルを完走していたので、フルマラソンをなめていたかもしれません。余裕でサブ4のつもりが大撃沈してしまいました。初フルは甘くなかったです。」

その時のタイムは4時間01分41秒であったから、初フルでサブ4までもう一息の素晴らしいタイムではある。しかし、自信満々で挑んだ三浦にとっては非常に悔しい結果だったのであろう。

そして、三浦は当時のことを思い出しながら続けた。三浦さん:草原でくつろぐ.jpeg

「ふかふかのトレイルを走っていたから分からなかったけど、アスファルトって固いのですね。その衝撃に中盤以降やられました。またトレイルは登ったり下ったりするのでいろいろな筋肉を使うけど、ロードはずっと同じ箇所を使うのがホントきつかったです。一定のペースで走ることがこんなにキツいことだとは走るまで知りませんでした。ホントなめていました。」

その後、再びトレイルレース中心の生活が続いたが次第に記録は頭打ちになってきた頃、三浦はこんなことを考えていたという。

「もっと遠くまで、もっと速く、大好きなトレイルを思う存分楽しめるようになりたい。でも辛くなったら楽しめない。自分には走るという基礎能力が足りないみたいだ。」

ちょうどその頃、ハセツネ優勝者である相馬剛氏が雑誌に紹介されているのを目にした。

「あの記事には影響受けました。相馬さんはハセツネチャンピオンだしトレイルはもちろん速いけど、ロードも大事にしていると書いてあった。記憶なので正確ではないかもしれないけど、『フルマラソン42.195キロはその人の走力をあらわす絶妙な距離』と書かれていて、ちょうど自分もロードをしなくてはと思っていたので影響されました。そして『基本を学んで、もっと速くかっこよく走って、トレイルを楽しみたい』、という思いから、ロードの大会を目指すようになりました。」

三浦さんリスタート練習1.jpgそんな思いから三浦は石川代表、片岡ヘッドコーチに基礎から教わりたいとリスタートランニングクラブに入ったのだ。

リスタートに入った三浦はスピード練習とペース走を中心の練習会に参加していたが、スピード練習を始めた頃は明日スピード練習と思うだけでお腹が痛くなったという。

「最初の頃のインターバルの設定は1キロ4分半くらいでしたが、それがキツくてキツくて泣きそうになりました。今ではそのペースのままフルマラソン行けるのだから驚きです。」

と三浦は当時を振り返った。

< 第6話へつづく >

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