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【輝く女性ランナー】VOL.6 天方美和さん⑦

 < 第七話 >

天方美和<第六話>を読む


2012年3月の名古屋ウイメンズで自己ベストを出した頃、amakata3.jpg
「リスタートランニングクラブ」に参加し、週に1回スピード練習を開始した。

それまでの練習の積み重ねにより走れる身体になってきたので、徐々に練習量を増やし月間走行距離は平均して400kmぐらいになったという。少しずつ無理せず距離を踏んでいったので、それだけの距離を走っても故障することなく、練習に打ち込むことができたそうだ。

リスタートに入った頃のことを天方は振り返った。

「リスタートでは、石川監督やコーチの方々にたくさんのアドバイスをいただいて視野が広がりました。ヘッドコーチの片岡純子さんにお会いできたのも大きかったです。同い年なのにとても落ち着いた大人の女性でかっこいい。数々の種目で元日本記録をお持ちですが、今でも走り続け活躍されている姿に憧れます。
また、新しいラン仲間もたくさんできました。年代も仕事もさまざまですが、みんなランニングへの情熱がすごい。だからイキイキしている。あらためてスポーツの力を感じました」


amakata14.jpgそして、天方はその年の横浜国際女子マラソンで国際レースデビューを果たす。

レース前、あまりの緊張のため涙がとまらなくなり、控室に戻ってこっそり泣いていたそうだ。当時の横浜国際女子マラソンの制限時間は3時間5分。完走する自信がなかったので、ランビッツの親しいラン仲間にも「応援いらないから」と言っていた。

ところが、サプライズでスタート地点に現れ、レース中も追いかけて応援してくれた。それだけではない。リスタートの大応援団を始め、至るところでたくさんの仲間がたくさんの声援を送ってくれた。それがうれしくて、強風のコンディションではあったが、力を振り絞って3時間01分30秒の自己ベストでゴールしたという。

「応援の力って、本当にすごいですよね。いつもそう思う。感謝の気持ちでいっぱい。」と天方は言う。

インタビューをして感じたのは、本当に本番に強いタイプである。レース前に泣いてしまうほど緊張するのも集中している証であるが、その緊張状態のままスタートするのではなく、徐々に緊張感を抜いていき、ほど良い緊張感を持ったままスタートしているのであろう。

そして、サブスリーまで1分少々となり、いよいよサブスリーを本気で意識するようになった。ここまでの道は順調であるように見える。実は天方自身は、本格的に練習を開始して臨んだ最初のレースである2010年NAHAマラソンで3時間15分を切ったので、サブスリーはすぐだろうと思っていたそうだ。だが、なかなか切れなかった。長い道のりが待っていた。

「でも、あきらめませんでした。"いつかサブスリー"をモットーに、楽しく無理をせず、地道にこつこつと練習を続けました。」

< 第八話へつづく >

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