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【輝く女性ランナー】VOL.6 天方美和さん⑥

 < 第六話 >

天方美和<第五話>を読む


2010年12月のNAHAマラソンに向けて、レースまでの7か月間、梅原先生がつくってくれたメニュー通りに練習を積み重ねてきた天方美和さん(以降 敬称略)。
走ることが楽しくて仕方なかった彼女は、
故障することもなく、元気にレース本番を迎えることができた。

そして、1年前にホノルルマラソンでサブフォーを達成して喜んでいた天方は、2010年NAHAマラソンでいきなり3時間15分02秒(ネットタイム※3時間13分39秒)で女子10位入賞したのである。

レースについて彼女は語った。トライアスロン7.jpg

「当日は、チームメイトと3人で前半楽しく併走し、後半は予定通り30kmからスピードを上げ、ラストの長い上り坂で失速して苦しかったけど、ラストは元気に笑顔でゴール。このレースはどの写真を見ても満面の笑顔で、よほど楽しかったのだと思います。ゴール後も元気いっぱいでした。
入賞できるなんて思ってもいなかったので自分自身驚きました。そして、表彰式を待つ間に入賞者の方々とお話しをしていたら、『国際レース』とか『陸連登録』とか聞きなれない言葉が出てきて。質問すると『陸連登録してないの?』と驚かれ、逆にこちらが驚いた覚えがあります(笑)」

その後、走るたびに自己ベストを出した天方だったが、『国際レース』という単語はすっかり忘れてしまっていたという。そのため、驚いたことに2012年3月の名古屋ウィメンズマラソンは、エリートの部の参加資格があったにも関わらず、自分が対象者だと気づかずに、一般エントリーのクリック競争で出場権を獲得して走ったのである。
そのレースでは当時の自己ベストである3時間04分27秒で走りきった。

amakata15.jpg天方は、その年の夏頃、ようやく国際女子マラソンを意識し始めたという。
彼女は語った。

「3時間15分以内で5回くらい完走できていたので、そろそろ国際レース出ても完走できるかな?と思ったからです。」

参加資格を得ることが難しい国際女子マラソンであるのに何とも贅沢な話である。でも、天方美和は国際女子マラソンに参加することに価値観を見出だすより、国際女子マラソンの舞台で良い走りをしたいと考えていたという。

ちなみに、天方が初めて国際女子マラソンの参加資格を得たのは、そう考える1年前の2011年東京マラソンのことである。この日は、以前紹介したように準備に時間がかかり、トイレも混雑して、なんと整列に間に合わずにかなり後方からのスタートになったという。しかし、グロスタイム(※)3時間14分39秒で走り、女子108位となった。

当時のラップを検索したところ、素晴らしいペースで走っていたので紹介する。amakata16.jpg

 <5キロごとラップ>

 スタート~ 5km 30:50(※ロスタイム含む)
  5km~10km  22:05
 10km~15km  
21:41
 15km~20km  
22:09
 20km~25km  
21:46
 25km~30km  
21:49
 30km~35km  2
1:54
 35km~40km  
22:36
 40km~ゴール  
09:49  ☆フィニッシュ 3時間14分39秒

本人によると、「国際女子マラソンの参加資格を知らなかったので、自己ベストが出て嬉しいな~という感じでした(笑)」とのこと。なんとものんびりしている。

< 第七話へつづく >


【ランニング用語解説】
 グロスタイムとネットタイムの違いは?

ストップウォッチ-1.jpg●グロスタイム...スタートの号砲が鳴ってから、その人がフィニッシュするまでのタイム。
        スタートラインに到達するまでのロスタイムが含まれる。

●ネットタイム...その人がスタートラインに到達した時からフィニッシュするまでのタイム。
        その人が走るのに所要した本当のタイム。

*詳細は、「グロスタイムとネットタイム(計測工房)」をご参照ください。

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