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【市民アスリート】VOL.2 向井孝明さん④

 < 第四話 > 競技人生をかけて

向井孝明<第三話>を読む


実業団時代

2005年1月に(株)モンテローザに入社し、向井孝明(敬称略)の実業団人生がスタートした。

それまでの「走って飲んで」のライフスタイルは一旦封印。向井さん第四話1.jpg
競技中心の恵まれた環境の中で2時間15分切りを目標に何度もフルマラソンに挑戦するも、入社前に出した2時間19分11秒を上回ったのは2008年3月のびわこ毎日マラソンの2時間17分49秒だけであった。実業団時代はフルマラソンに絞った練習をしていたので、5000mや10000mの自己ベストは更新していないが、びわこ毎日マラソンの頃はすべての種目で自己ベストがでる感覚はあった。
「マラソンの練習はすべての長距離種目に通じると自分は思っている」と彼は話した。

しかし、長期の故障やたび重なる調整ミスを経験し、狙った大会で結果を出すことの難しさを嫌と言うほど味わった。
特に、
2005年12月から2006年9月に鵞足炎になった時のことをこう語った。

「いよいよ、走ることをやめる時がきたという思いに苛まれましたが、治療院、整骨院、スポーツ整形外科、パーソナルトレーナーなど、故障から復帰するためのあらゆる方法を試しました。この間はまともに走れない日々が続き、生活のすべてが競技であった自分には大きなストレスでした。」

「しかし、仕事である以上は最善を尽くそうと、一日中スポーツクラブに籠ったりもしました。走れない分は自転車をこいだり、スイムはもちろん水中歩行で身体をほぐしたりもしました。結果として『歩き方が悪い』ことが分かり、体のバランス感覚を整えたり、インナーソールを作ることで回復しました。今振り返るとその長期の故障期間に走る以外の練習をすることで、普段とは違う部位を鍛えることの大切さ、自分を見つめ直す時間の必要さを学びました。」

びわ湖マラソンで2時間15分切り

2009年3月のびわ湖毎日マラソンで、2時間15分を切るべく練習を重ねて過去最高の仕上がりでレースに臨んだ。
このレースを前にして、入社以来2時間15分切りを狙いながら結果が出ないことに対して、
向井は自分にある条件を課したという。
それは、

 びわ湖毎日マラソンで2時間15分を達成できない場合はモンテローザ陸上部を引退する

というものであった。

向井さん第四話2-1.jpg当時のことをこう振り返った。

「びわ湖マラソンには、過去最高の練習を積んで自信を持って臨むことができました。

ところが、当日は強風が吹く中でのレースとなりました。向かい風に立ち向かうことで体力を消耗していた私は、30キロ地点で条件達成が不可能だと分かった時、心が折れそうになりました。しかし、現地まで来てくださった会社の方や友人の応援が私に力を与えてくれました。

結果は2時間21分に終わりましたが、『絶対にこのレースで記録を出す』と決めて臨んだ大会で全力を尽くして走れたことでレース後はただその達成感に満ち溢れていました。」

レース後、向井は自分の決意どおり陸上部を引退した。

< 第五話へつづく >


☆向井さんが手掛ける『㈱モンテローザ ランナー応援プロジェクト』とは?
⇒詳しくはこちら http://www.monteroza.co.jp/marathon/

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