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【ウルトラランナー】VOL.2 大島康寿さん⑫

 < 第12話 >

大島康寿<第11話>を読む


2011年10月15~16日の「神宮外苑24時間チャレンジ」で大島さん1.jpg
245.3キロ走り3位に入った大島は日本代表に選出され、2012年9月8~9日に開催された2012年IAU24時間世界選手権ポーランド大会に日本代表として走った。だが、故障で十分な練習ができず満足いく結果を残すことはできなかった。

この世界選手権以降、大島は24時間走で満足のいくレースができず自信を失いかけていた。そんな大島にとって、2014年11月の神宮外苑24時間チャレンジ(252キロで2位)は失った自信を取り戻し、さらに高みを目指す足掛かりとなったレースであろう。


24時間走で結果を出すことができなかった時期も、彼は100キロ程度の距離では結果を出していたのだ。2012~2014年の「大江戸ナイトラン」(112キロ)で3連覇、2013年6月の「第1回東京・柴又100K」優勝など、様々なウルトラマラソンで活躍している。また、2013年に「UTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)」でHOKAアスリートの原選手が世界の強豪を振り切り優勝したのが刺激となり、自分もUTMFを走りたいと思い始めた。そして、UTMFに出るために必要な経験とポイントを得るためにトレイルレースへの参戦を決めたという。

大島さん5-1.jpg初戦の6月開催の「スパトレイル」(80キロ)は18位と名の知れたトレイルランナーに交じって好順位でゴールした。そして、9月開催の「上州武尊山スカイビュー・ウルトラトレイル」(120キロ)は本格的な沢登りや鎖場がある非常に厳しくテクニカルな山岳レースであった中、36位と健闘した。その2レースにより、大島は徐々にトレイルを走るテクニックや経験をつけていったのである。

そんな大島にウルトラマラソンの練習について話してもらった。

「2014年11月開催の神宮外苑前は8月・800キロ、9月・800キロ、10月・700キロと3ヶ月で2300キロ走りました。この走行距離で故障しないで、レース中にトラブルがなければ結果が出るという方程式を今回の大会で作ることができました。」

続けて具体的な練習メニューに話が及んだ。

「8~9月の2ヶ月間の主な練習は、平日仕事が終わってから大島さん4_1.jpg
スピードを上げずにキロ5分で30キロ。週末は土日それぞれ50~60キロ走りました。10月に入ってからは距離を落とし、スピードを上げて走りました。例えば、トラックで10000mや12000mを1キロ3分40秒ペースで入って最後は3分30秒まで上げたりしました。10月は最高でも40キロまでにしました。練習の意味は、8~9月に身体を作って、10月で動きを良くすることです。過去の経験から月間1000キロ走ると故障するので800キロに抑えました。」

走ることが仕事である実業団ランナーであれば月間走行距離800キロを走るのも珍しいことではないが、仕事をしながら月間800キロを走るのは非常に困難なことだろう。

大島に距離を走ることの意味を聞いたところ、「自分は距離を走ることで自信をつけたいのです。走らない不安を持ったままレースを走りたくないのです。」と答えた。大島にとっては『走った距離は嘘をつかない』のであろう。

< 第13話へつづく >


 
 
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