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【輝く女性ランナー】VOL.9 田村瑠紗さん⑥

< 最終話 >

田村瑠紗<第5話>を読む


今年6月に開催されたハイテク駅伝で久々に田村に会った。かなり練習を積んだようで身体は以前のように引き締まっていた。というより、以前より細くなったようにも見える。

各5km4区間の合計20キロのハイテク駅伝で、田村は華の1区を走り19分26秒で襷を繋いだ。田村のチームは混成の部で10位に入った。ハイテク駅伝は近年非常にレベルが高く、今回の男子の部は2位までが60分(1人平均14分台)を切る実業団顔負けの速さだった。

久しぶりのレースであった田村はこう語った。

「駅伝の前に貧血になってしまって、思うように走れない日が続きましたが、数日前から徐々に調子が上向いて来て、産後としては5000mのベストタイムで襷をつなぐことが出来てとても嬉しかったです。」

田村さん10.jpg最近は4分05秒(リカバリー90秒)設定の1000m×12本インターバルという激しい練習もこなしている。また、仲間と高尾~陣馬山のトレイルを速いペースで走ったり、順調に妊娠前の体に戻ってきたと感じているという。そして田村はこう語った。

「子どもを産んで、これからはゆっくりファンランしようと思っていましたが、結局は厳しいインターバルやペース走をしてます。どうも、ゆっくり走って満足する性格ではないようです。私は競走が大好きなようです。笑」

また、ジョグする時間があったらポイント練習がしたいとも話しているが、それは限られた時間で走力を取り戻したいからだ。というのも、練習再開後の田村の走行距離は、昔の半分の150~200kmだという。

それでも、こうやって練習したり、レースに出ることが出来るのは、夫のサポートのおかげだし、田村自身、子どもと一緒にいる時間を大事にしたいから練習時間を増やそうとは思わないと話している。そして、走行距離が減ったことから故障しなくなったと前向きにとらえているのだ。

田村さん11.jpgこれからの目標を田村はこう語った。

「出産を経験して精神面は強くなりました。出産に比べたら辛くはないです。これからフルマラソンでキツくなっても頑張れそうです。当面の目標は5kmで18分台を出したいです。サブスリーはフルマラソン走ってから考えます。小さい目標をひとつひとつクリアしていきたいです。それと将来、子どもと一緒に走れたらいいな。小学校までは付き合ってくれるかな。」

マラソンを始めて何が変わったかと聞くと、

「マラソン始めて変わったことは、風邪をひかなくなったし、熱も出なくなり身体が強くなりました。それまで悩まされていた便秘や冷え性も治りました。あと、一生付き合っていける仲間がたくさん出来ました。走って良かったです。」

これで彼女の紹介は終わるが、子どもを産んで強くなった田村は、いずれ出産前より速くなるだろう。そして、子どもと一緒にジョグ、いやインターバルをする日もそう遠くはないかもしれない。

応援しています。

田村さん12.jpg

(インタビュー・記事 新澤英典)

< おわり >

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