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【輝く女性ランナー】三浦あずささん・特別編<後>

 < 後編 >

三浦あずさ特別編<前編>を読む


大阪国際女子マラソン欠場後、三浦は痛みがひいてから練習を再開した。当時三浦と連絡を取った際に感じたのは、東京マラソンで結果を出さねば、という焦りであった。三浦が過去のレースで良い結果を出した時は、練習不足だからタイムは狙えない等、気負いなく走った時であった。今回のように絶対に自己ベストを出したいという時は結果に繋がっていなかった。そこで、三浦に故障明けだから走れるだけでラッキーくらいの気持ちで走って、と伝えた記憶がある。

大阪国際欠場から東京マラソンまでのことをTokyo三浦さん1.jpg
三浦はこう振り返った。

「その後は、痛みが再発しないよう無理をしない範囲で調整をして、東京マラソンに望みました。東京マラソンに望む気持ちとしては、大阪国際を走れなかった分、スタートラインに立てることだけで、すごく嬉しかったです。

今までは苦しい練習をして絶対にベストを出したい!と気負って臨んだレースで失敗して、たくさん涙を流してきました。でも、今回の東京マラソンは、故障してから1ヶ月後、あまり追い込んだ練習もできず、万全とは言えなかったから、『ベストが出たらラッキー』くらいの気持ちで臨みました。」

そして、東京マラソン当日はわくわくが止まらなかったという。今回ばかりは走ってみなければ分からない状態ではあったが、三浦は晴れの舞台で自己ベスト更新(3時間11分)をしたいと思っていた。あわよくば3時間10分切りという気持ちもあったという。

三浦はこうレースを振り返った。

「スタート直後は下り基調のせいか、脚が驚くほど軽かったのです。でも、オーバーペースにならないように、(3時間10分の)レースペースの1キロ4分30秒を守って走るようにしました。10~15km、途中、少し疲れてきたと感じる場面もありましたが、ハーフ前後で調子が上がってきました。ハーフ通過は1時間34分14秒。2倍すれば、3時間8分台とかなり順調でした。今回は30km過ぎても余裕がありました。いつもは30km過ぎで、撃沈パターンばかりだったので30km越えて余裕があるのは楽しくて仕方なかったです。

三浦さん東京2.JPGペースアップしたかったけど、佃大橋(※36km過ぎの上り坂、東京マラソン最大の難所と言われる地点)までは余力を残したかったので抑えました。この時点でベストは行ける、もしかしたら3時間8分台も行けるかもと思っていました。佃大橋に差し掛かり、まだ元気でしたし、リスタートランニングクラブの大応援団が待っていてくれて感動しました。

40km地点の通過は3時間00分03秒と予定通りのタイムで自己ベストはいけると思いました。あとは10分切れるかどうか!って思いましたが、後半のアップダウンでさすがに脚がキツくなり弱い気持ちも出てきたけど、ここまできて、後悔したくない。その一心で力を振り絞りました。最後の195m、苦しすぎて長かったなぁ~笑

三浦さん東京.jpg3時間10分21秒(ネットタイム)でゴール。結局3時間10分切りはお預けでしたが、自己ベスト更新。ゴールしたときは嬉しさ30、悔しさ70でした。笑顔にはなれませんでした。次こそは10分切りしたい。でも、ベストをお祝いしたビールの味は格別においしくて幸せでした!

こんなにマラソンが短く感じたのは初めてというくらい、あっという間の42.195kmでした。いろんなところで応援してくれた仲間に本当に感謝です。仲間の温かさが嬉しくて身にしみました。

東京マラソンは3回走って、3回とも自己ベスト。また来年も走りたいです!」

今回の自己ベストで三浦の長く続いた不調は終わっただろう。そして、三浦は自分自身の勝ちパターンを手に入れたのかもしれない。これからまた三浦の飛躍は続くだろう。今後の三浦の活躍を応援しています。

(敬称略)

< おわり >

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